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福林 真哉 院長

SHINYA FUKUBAYASHI

「動物の立場に立った安全な医療の提供」
病気の早期発見・早期治療に力を入れる

日本獣医生命科学大学を卒業後、開業医の元で修養を積む。その間、大学の研究室に籍を置き外科の修練にも努める。2009年より恵比寿駅から徒歩10分の『どうゆうペットクリニック』の院長として診療にあたる。広尾・恵比寿地域のより多くの動物たちの様々な病気に対応できるよう、2021年3月に同じ駒沢通り沿いにて、200mほど青山側に移転。

福林 真哉 院長

福林 真哉 院長

どうゆうペットクリニック

渋谷区/広尾/恵比寿駅

  • ●犬
  • ●猫

生きもの好き+医者だった父の影響で、この道へ

福林 真哉 院長

小さな頃から生きものを飼うことが好きだったというのが1つですね。それに加えて父が医者なんですけれども、それを足して2で割ったような感じかもしれません(笑)。
正直なところ、獣医師という職業については大学受験する間際になるまでその存在を認識していませんでした。飼っていた犬を動物病院に連れて行ってはいたものの、予防注射や予防薬をもらうくらいで、動物病院というものが自分の中で医療に結びつくことはなかったんです。それが大学受験を控えて色々と調べていくうちに、しっかりとした医療がその世界にあるということを知り、この道を選んだというところですね。
日本獣医生命科学大学を卒業後2つの開業医さんの元で修養を積みました。またその間、大学の研究室に籍を置いて外科の修練にも努め、2009年より『どうゆうペットクリニック』の院長として診療にあたっています。広尾・恵比寿地域のより多くの動物たちの様々な病気に対応できるよう、2021年3月にクリニックを同じ駒沢通り沿いで200mほど青山側に移転拡張しました。
新クリニックは恵比寿駅から駒沢通りを青山方面に向かった山種美術館の先にあります。(旧クリニックはトリミングルームとなりました。)新クリニックへの移転に伴い、医療機器・内装を一新し、様々な病気に幅広く対応できるような最新の医療の提供と、動物の思い・飼い主さんの希望を考慮した治療を心がけ、地域に密着した動物病院を目指しています。

あくまで飼い主さんの希望を優先し、出来る限りのことをする

福林 真哉 院長

出来る限りのことを当院でしてあげたいという希望を持って診療に当たっています。私自身の出身が外科学教室なので、もちろん外科的な治療への気持ちは若干強いですが、基本的には外科・内科を問わず、様々な病気に対応できるような総合診療医でありたいと思っています。
出来る限りということには、大学病院や専門病院でなければ出来ない検査や治療も多々あることを前提としています。ただし、難病全てを大学病院等に頼ることが最良の選択ではないという思いもあります。もちろん、大学病院の存在を否定しているわけではありませんし、本当に必要な場合はすみやかにお送りしなければなりません。しかし、その選択はあくまで動物の性格や飼い主さんの思いを優先するべきだと考えています。
例えば癌に対して抗がん剤投与や放射線治療と聞くと、どうしても抵抗がある方がいらっしゃるかと思います。そうであれば、完治に至らないとしても、別の治療方法も提案してさしあげるべきです。これは治療のみならず、検査にしても同様です。腫瘍の疑いがある動物に、その先の選択肢として手術や放射線などの積極的な治療を選択される可能性がない場合であれば、必要とされる検査も変わってくるかと思います。
私としては、言葉の話せない動物の場合は、必ずしも確定診断を下してからの治療だけが最良とは思っていません。獣医療の世界でもEBM(Evidence-Based Medicine)が大事であり、もちろん可能な限りそれを実践していきたいと考えています。しかし、動物によっては検査自体をストレスに感じる事もありますし、飼い主さんにも様々な事情があります。その動物の状態をご家族の方に伝え、症状はもちろん性格や環境なども勘案しながら、一緒に必要な検査や最適な治療方法を探していければと考えています。

いち早く病気を発見するための「わんドック&にゃんドック」

福林 真哉 院長

まだ若く、病気が進行していなければやることは明確です。それが腫瘍であっても手術でとりきれるのものであれば、早期の処置によって命を助けることが出来ます。その発見をいち早くという意味において、わんドック&にゃんドックをお勧めしています。
実際の問題として、身体の内にある病気を一つの検査のみで発見することは非常に難しいことです。血液検査にしても、そこに表れるのはごく一部にすぎません。本当にその子は大丈夫なのか。確認する意味でも全体的な検査を受けられたほうが宜しいかと思います。もちろん、品種や性別による病気の特徴にも違いがありますし、その動物の性格・年齢などによっても変わってくると思いますが、1年に1回、高齢では半年に1回の健康診断を考慮に入れていただければと思います。

トリミングで簡易な検査もおこない、病気を未然に防ぐ

トリミングは原則として診療にいらしている患者さんを対象とさせていただいています。おウチでは異変に気づかなかったけれど、動物看護師が見れば気づくこともままありますし、気になる部位がある場合にはトリミングの前後に私も簡易的な診察を行うことで、病気にいち早く気づくことにつながるかと思います。
全ての病気を見て触っただけで見つけられるわけではありませんが、動物の異常に気づいてあげるということが、動物病院でおこなうトリミングのメリットだと考えています。

これから受診される飼い主さんへ

病気がひどくなって手のつけようがないことも多いのが言葉の話せない動物を相手にした獣医療の実情です。また、そのような状態に陥ってしまってからの手術や検査は動物たちにとっても大きな負担になります。そうならないためにも、日常のちょっとした変化やサインを見逃さず、ちょっとでもおかしいと感じたならば早めに病院にいらしてみてください。飼い主さんの感じた違和感と、病院で行う検査によって病気の早期発見ができれば、早期治療につなげることも可能かと思います。

※上記記事は2021年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

福林 真哉 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 趣味・特技:サッカー、水泳
  • 好きな本:池井戸潤
  • 好きな映画:007
  • 好きな言葉:迅速果断
  • 好きな音楽:ボサノバ、クラシック
  • 好きな観光地:沖縄・軽井沢

グラフで見る『福林 真哉 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION