目黒区ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索・声サイト

院長先生

― 医師(目黒区)―

大西 重宏 院長/学芸大駅前神経科クリニック(学芸大学駅・精神科)の院長紹介ページ

大西 重宏 院長

SHIGEHIRO ONISHI

弱い立場の方々を救わなければならない。
診療所は、そのために存在する。

北海道大学を卒業後、美唄市の公立病院で内科診療を担当。その後、複数の病院勤務を経験する中で、精神科医として患者さんが社会に復帰するためのサポートに自らの役割を見出す。1985年、地域に根差した精神科のかかりつけ医となるべく、東急東横線「学芸大学駅」より徒歩3分のこの地に『学芸大学駅前神経科クリニック』を開院。

大西 重宏 院長

大西 重宏 院長

学芸大駅前神経科クリニック

目黒区/鷹番/学芸大学駅

  • ●精神科

立場の弱い方々を救ってさしあげるために

大西 重宏 院長

実家が病院を経営していたので、自分の進路は医者になることと考えていた。記憶にあるのは、医者の祖母に付き添いよく伝染病棟に行ったこと、また、祖母の診療する姿に敬意を抱きながら、どこかで「自分もそうなっていくのか」と考えていたいようです。
大学在学中は、どうしたら病気に罹らない身体を作るかと思い、免疫を学びに生理学教室に通っていた。ところが、当時は70年安保闘争の真っただ中であった。更に、インターン制度が無くなり、卒業と同時に医師免許を持つことになってしまった。そこで学生達は、自ら研修カリキュラムを作って、大学や病院と研修協約を結び、現在の研修制度のような診療をすることになった。
その研修病院での結核の診療を任された。当時の結核の患者さんは、退院する等夢のまた夢という状況で、治らない病気であり、隔離されるべき病人という風潮が有りました。一緒に絵を描いたり、手芸を薦めたりしていた。今の精神科の社会復帰プログラムに近いことをしていた。
社会から半ば排除された人たちをどうやって救えるのか。それは子供の頃からの自分の使命として存在しており、その使命感が今の診療に繋がっている。

その人の優れた部分に光を当てていく

大西 重宏 院長

私の専門は、地域精神医療です。地域の中でどうすれば心を病まないで生活が出来る科考えることです。永年発達障害のお子さんと関わってきたという経緯が有ります。いつの間にか老若男女を問わず、現代社会に生きにくさを感じる発達障害の患者さんの相談・診療を行うようになった。
発達障害の患者さんを診療する際は、その人が持っている特性を知り、優れた部分を引き出して行くことが重要です。患者さんは「あれが出来ない」、「これも駄目」と、言ってみれば社会から駄目だしされて、自信を無くされておられます。欠点や失敗を指摘し、投薬するだけでは何の解決にもなりません。あなたはこういう良さがある。良い所を伸ばし、生き方に自信を取り戻すことが、回復の一助となります。同時に、自らの「特性=くせ」を自覚し、どうすれば克服できるのかも考えて行く共同作業で事をすすめて行くことで、もう一度社会へ踏み出す力を身につける事が出来るのです。。

より良い社会をつくっていくために

大西 重宏 院長

その人の光の部分を見て行くスタンスは、発達障害に限らず、あらゆる心の病を見ていくうえで最も重要です。昨今は社会復帰するための訓練が重要視されていますが、私はそれだけでは心許ないと考えています。患者さん個人に問題を求めるのは、賢明ではありません。患者さんが会社の仕事や社会の人間関係で折り合いを欠いたなら、その会社の側にも問題があるはずです。それを解決する事無く会社に戻っても、又同じ結果になるのは必然です。患者さんが安心して再び会社に戻って行けるように、環境を整える。それが、社会復帰のスタートです。
二つ目は、千葉の生鮮病院に勤めていたおり、精神病者の不祥事が頻繁に起こった。千葉大の先生と幕張にある千葉県精神科救急医療センターの設立を県に要望し建設にこぎつけた。その後、東京で精神科の診療所を開設した。精神科の患者さんは、救急を要する事が多い。そのため精神科救急システムが必要との事で、ひまわりに設置してもらった。ところが、新しく開設をした東京にある多くの精神科診療所は、殆ど予約制である。精神科の地域医療をどう考えているのだろう。少なくとも、初診の患者さんは診療をすべきだし、予約日でない時受診に来た患者さんは、救急にまわさず、医者がおれば診療をするのは、医者の努めであろう。これらは、より良い社会を作っていくためにも大切なことと考えています。

この診療所は、開業以来30年になります。地域精神医療を志される方が居られれば、法人格をお譲りしたいと考えております。ご一報を!

予約なしで、20時まで診療が可能

当院では予約制をとっておらず、土曜日も20時まで診療をおこなっています。患者さんの立場からすれば、話したい時に話せるということが大切です。それが「予約でいっぱいです」となれば、患者さんはどう思われるか……。心配されて来られるわけですから、きちんとお話を聞く環境を作ることが肝要です。

今後は、診療所単独で患者さんを診るのではなく、行政が中心となり、包括的に診ていける体制が求められるように思います。つながって、つながって、患者さんを支え合う形ですね。私がもう10歳若ければ手を付けるところなのですが(笑)、その課題は、若い世代の方達に期待したいと思います。

これから受診される患者さんへ

1人で考えるよりは、2人で考えるほうがより多くの選択肢を思いつけるといったものでしょう。いろいろと経験を積んできた私だからこそ、と言うつもりは毛頭ありません。わからないことがあれば聞きに来ていただければ、一緒に考えることはできると思っています。1人で思い悩まず、まずは相談にいらしていただきたいですね。

※上記記事は2016.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

大西 重宏 院長 MEMO

精神科専門医

  • 出身地:三重県
  • 趣味:陶芸、書道、囲碁
  • 好きな本:囲碁の本
  • 好きな映画:禁じられた遊び
  • 好きな言葉・座右の銘:吾好所従
  • 好きな音楽:バッハの無伴奏チェロ組曲
  • 好きな場所・観光地:ドイツ ハイデルベルグ大学校内

CLINIC INFORMATION

  • Facebook
  • Twitter
  • Google+
  • YouTube 街の人の声
  • YouTube 患者の声
  • YouTube 病院徒歩ルート