宮岸 玲子 院長への独自インタビュー

女性であることをいかせる「産婦人科」を専門に

私の家は歯科医師の家系で、私も小さな頃から医療の世界に興味を持っていました。歯科医師、獣医師などの選択肢があるなかで、とくに医師をめざそうと思ったのには、大きく2つの理由がありました。1つは、小学校の同級生が脳腫瘍を患っていたこと。そしてもう1つは、子供の頃にお世話になっていた小児科の先生の存在でした。小学生のときのお友達は、「頭が痛い」と訴えることが度々あったのですが、「勉強のしすぎだ」と考えられて、なかなか脳腫瘍を特定できたなかったようなんです。今では彼女もすっかり元気に過ごしていますけれど、もう少し早く病気を見つけてあげられたら良かったのに、と思っていて。一方で、2人のお子さんを育てながら診療なさっていた女医さんのことは、子供心に「カッコイイな」と憧れていたんですよね（笑）。そうした想いがきっかけになって東邦大学医学部に学び、女性であることをいかせる「産婦人科」を専門に経験を重ねてきました。

女性医師・女性スタッフが、あらゆる年代の女性をサポート

東邦大学医療センター大森病院の産婦人科に10年あまり在籍した後、大田区にある荏原病院や不妊治療専門のクリニックなど、3つの病院をかけ持ちして診療をしていました。ただ、不妊治療をするにあたっては、病気そのものを診るだけでなく、ご夫婦それぞれの価値観やご家庭の事情など、一歩踏み込んだ診療をする必要があるものです。じっくりと腰を落ち着けて、それぞれの患者さんの背景にあるものまで考えあわせて治療をすすめていくため、私にとってベストな選択が『みやぎしレディースクリニック』の開設でした。生理がはじまる思春期の頃から、妊娠・出産など女性にとっての成熟期、更年期のお悩みまで。あらゆる年代の女性のお悩みに、トータルにお応えしていきたいと思っています。女性医師、女性スタッフが対応いたしますので、ささいなお悩みもお気軽にご相談ください。

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