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森 美樹 院長

MIKI MORI

ゆったりとした院内、スタッフは全員女性
安心して受診できる乳腺専門クリニック

鳥取大学医学部医学科を卒業後、同大学医学部病態制御外科学講座に入局。がん研有明病院、聖路加国際病院、昭和大学の乳腺外科に勤務。 その後、米国カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校にて初期がんの研究を経て、2016年、自由が丘みきブレストクリニックを開院(東急東横線・大井町線「自由が丘駅」より徒歩1分)。 

森 美樹 院長

森 美樹 院長

自由が丘みきブレストクリニック

目黒区/自由が丘/自由が丘駅

  • ●乳腺外科

人に直接関わり役に立ちたいという気持ちがきっかけ

森 美樹 院長

私はもともと理系の分野に興味があったのですが、医学の道を選んだのはやはり、医師だった母の影響が一番大きいですね。また私自身、人と直接関わることや人の役に立つこと、責任を持ってできる仕事したいと考えていました。医師という職業はそれにピッタリだったと言えますね。
鳥取大学を卒業後は医局に入局。乳腺外科を専門として、がん研有明病院、聖路加国際病院、昭和大学で乳がんの治療に携わってきました。主に所属したのは外科。診断から手術、化学療法、内分泌療法、再発治療といったさまざまながん治療を手掛けました。その後研究留学のため渡米、初期の乳がんを研究する機会にも恵まれました。基礎研究から病理診断、治療まで多角的な方面からがんへの理解を深めることができたことは今の診療に役立っています。
最初外科医になりたいと考えていたんですが、女性だったこともあり、乳がんに関わる機会も多く、次第に乳腺について極めたいと考えるようになりました。一般的な消化器のがんであれば、一人の患者さんを複数の診療科のドクターで診断・手術しますが、乳腺外科は診断から始まり、手術から患者さんのアフターケアまで外科のドクターが全てをおこないます。一貫して患者さんに関われることも魅力に感じたことの一つですね。
また、乳がんはその診断の難しさも特徴の一つ。より正確な診断ができるようマンモグラフィの画像を読む読影認定や乳房の超音波診断の資格も取りました。2016年、自由が丘みきブレストクリニックを開院。今までの経験を生かして少しでも患者さんのお役に立てればと考えています(東急東横線・大井町線「自由が丘駅」下車 南口改札より徒歩1分)。 

ゆったりとした院内の乳腺専門クリニック

森 美樹 院長

当院は自由が丘駅から徒歩1分。乳腺専門のクリニックです。乳がんの定期検診や異常がある場合の検査のほか、手術後のフォローアップもおこなっています。受診される患者さんは近隣の方が多いですが、中には遠方から来院される方もいらっしゃいます。年代は40代の方を中心に、30代の方もいらっしゃいます。ついで50代、60代、20代といった感じです。口コミのほか、インターネットで検索して来院される方も多いですね。しこりが気になってくる方もいれば、ほかに施設で精密検査が必要と言われてくる方もいらっしゃいます。そうした方が、がんか良性の腫瘍かを診断して大きい病院への橋渡しをするのが当院の役目です。
検査設備はマンモグラフィや超音波検査装置、骨密度測定機のほか穿刺吸引細胞診や針生検、吸引式組織生検など組織検査に関する各種の機器を揃え、きちんとした診断ができるように設備や体制を整えてます。検査の結果、必要に応じて生検をおこない、手術が必要な場合には提携している病院をご紹介いたします。また、病院で手術を受けた後、術後ホルモン治療など経過観察の段階に落ち着いた時点で、当院で連携しながら経過観察と治療を引き継いでおこないます。クリニックの場所に今の場所を選んだのは、信頼できる提携先の一つである昭和大学病院との距離が近く、患者さんの利便性が高いからです。
開院の際に内装で大切にしたことは、明るく柔らかい、なるべく和める雰囲気にすること。また、検査の際に体が冷えることのないように、椅子にはヒーターを設置しています。暖房機タイプではないので小さなお子様連れの方でも安心ですよ。デリケートな検査のため、院内は外待合いも検査のための中待合いも、プライバシーにも配慮していますのでご安心ください。

年齢や自覚症状で違う乳がん検査

森 美樹 院長

診察の際には受付から外待合いでお持ちいただき、マンモグラフィの検査をする方は検査着に着替えていただきます。そして、中待合いから診察や各検査を受けるという流れになります。超音波やマンモグラフィー検査は画像を見ながらその場で結果をご説明しますし、血液検査は約1週間、組織検査は約2週間で結果が分かります。
乳がん検診は年齢や自覚症状により必要性が変わってきます。自覚症状が無くても年齢的には目安として40歳を超えたら定期的な検診をおすすめします。乳がんのリスクが一番高いのは40代以降だからです。
一方でしこりなど自覚症状がある場合の検査内容は、年齢が30歳を過ぎていればマンモグラフィと超音波検査をしています。20代であれば超音波検査が基本ですが、疑う症状があればマンモグラフィを追加することもあります。ただし、いずれの場合も妊娠や授乳など特殊な状況がある場合は別です。
検査の結果、精密検査が必要である場合には穿刺検査などを行います。明らかに良性だと分かれば年に1度の経過観察を。それ以外では半年に1度、1年~2年は経過を見て変わりないかを確認します。

覚えておきたい「乳がん検診」と「しこりがある場合の受診」の違い

乳がんの検査で意外と皆さん混同していらっしゃるのが、乳がん検診としこりなど異常を感じた場合の受診の違いです。例えばしこりが気になっていても、検診を受けて問題がなければ大丈夫と思ってしまう方が意外と多いのです。中にはしこりのことを特に言わずに検診を受けて、問題がなかったから大丈夫と安心する方もいらっしゃいます。一般的な乳がん検診は、何も異常がないことを前提におこなう検査です。気になるところだけを調べる検査ではありませんから、必ずしも異常が見つかる訳ではないのです。がんの兆候を見過ごすことにもなりかねないので、もし、しこりなど気になることがあれば健康診断ではなく、きちんと受診して検査をするのが確実な方法です。
当クリニックでは、基本的にご説明をきちんとして納得してお帰りいただくことを大切にしています。きちんと検査結果をお伝えし、特に問題がない方に対してもこういう理由で大丈夫です…とお話をするようにしていますので、何か疑問を感じた場合には、ご相談いただければと思います。
私は今まで勤務医として、いくつかの医療機関で働いてきましたが、病院を移る度に他のドクターに患者さんをお任せし患者さんとの繋がりが切れてしまうことが残念でした。しかしここで開院してからは、過去に診察した患者さんが訪れてくださったり、娘さんをご紹介してくださったりと、再びご縁を持つことができるようになりました。患者さんの経過を拝見することができるようになり、とても嬉しく思っています。

これから受診される患者さんへ

ピンクリボン運動など啓発運動が進んだこともあり、乳がん検診についてはご存知の方も増えています。しかし、欧米と比べるとまだまだ受診率が高いとはいえない状況です。ハードルが高いと感じる原因の一つに、検査の痛みをあげる方も多いのでなないでしょうか。特に過去の検査で痛い思いとした方は検査をためらってしまう方も多いと思いますが、2016年の開院以来、当クリニックで検査を受けた方は6000人以上。そのうちひどく激しい痛みを訴えた方は数人です。また、マンモグラフィ検査は受ける年齢や時期にもより感覚も違ってきます。生理前に痛みを感じやすい方はそうしたタイミングを避けて検査するのも良い方法です。
当クリニックではなるべく敷居を低く、気になったら乳がん検診に来ていただける環境を心がけています。しこりなど気になる症状がある場合にはお気軽にご相談ください。また、目黒区の乳がん検診事業にも対応しています。特に異常がなくても、まずはこうした制度を利用して乳がんの予防をしていただければと思います。当院は土曜も診療、お電話での予約も可能です。ドクターを始めスタッフは全員女性ですので、安心してご来院ください。

※上記記事は2018年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

森 美樹 院長 MEMO

外科専門医 /乳腺専門医

  • 出身地:広島県
  • 趣味:スキー、山歩き
  • 座右の銘・好きな言葉:ピンチはチャンス
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:クラシック
  • 好きな場所:公園

グラフで見る『森 美樹 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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