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山本 綾子 院長

AYAKO YAMAMOTO

現役育児ママでもある院長が「患者様は自分の家族」という想いで診療する、家族みんなのためのクリニック

国立金沢大学医学部大学院卒業。東京逓信病院、都心近郊の医療機関でアトピー撲滅をライフワークとして診療を提供。2017年に『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』を開院(東急田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩7分)。

山本 綾子 院長

山本 綾子 院長

山本ファミリア皮膚科駒沢公園

目黒区/東ヶ丘/駒沢大学駅

  • ●皮膚科
  • ●小児皮膚科
  • ●美容皮膚科

患者さんが生まれ変わっていく過程を見られることが私の幸せ

山本 綾子 院長

医師を目指したのは、やはり心臓外科医だった父の影響が大きかったと思います。父の背中を見て育ち、患者さんに何かをして差し上げられる仕事は素晴らしいことだと思ったのです。
皮膚科を選んだのは、変化が一目瞭然なところでした。あんなにひどい状態だった皮膚が、ビックリするくらいきれいになる。“外から見てわかる”ってすごいなと思ったんですね。逆に言えば、医者の技量も一目瞭然になるので難しい点もありますが、皮フがきれいになることによって患者さんの気持ちが明るくなり、表情も、雰囲気も、お洋服まですべてが変わっていくのを見る時ほど幸せなことはありません。難しいからこそやりがいがあるし、気持ちを含めた患者さんのQOLを高められる点に魅力を感じ、この科を選びました。

現役育児ママの目線で、暖かみのある治療を提供

山本 綾子 院長

当院の役割は、乳幼児のお子様からご高齢の方まで、全ての患者様の診療を行い、皆様のホームドクターとして貢献することだと思っています。今も2児の母として子育てをしておりまして、同じく子育てをしているママ達の相談には、私自身の経験を活かして共感を交えながらお話しできることが、より安心していただける治療の提供に繋がると考えています。家族のような暖かさ、つながり、そして喜びやお悩みを共有しながら染め上げてゆく絆を大切にする気持ちを、「ファミリア」というクリニック名にも込めています。患者様ご自身についてはもちろんですが、ご家族の気になることについてもお気軽に相談いただければと思います。


クリニックはバリアフリー設計になっており、デザインにもこだわりました。緑を基調とし、所々にオレンジを配することで、カフェのようなほっと出来る空間に仕上がっています。実はそのコンセプトは、駒沢公園の緑からいただいたんです。クリニックのロゴには鳥があしらわれていますが、これも公園に多く集う野鳥からイメージしたものでした。当院でパワーチャージして、優雅に力強く羽ばたいて欲しいと思っています。

その人のすべてを診ていくことが大切

山本 綾子 院長

東洋医学が全身を診るのに対して、西洋医学はピンポイントで診ていく医学と言えるでしょう。西洋医学は即効性がある非常に効果の高いお薬がありますが、それだけでは対応出来ない人達がたくさんいる現実を踏まえた時に、身体全体を診るという視点にたどり着いたのです。
ステロイドを塗って一旦治っても、すぐに繰り返すようなしつこい湿疹が体や顔、頭に出る方がいます。実はそうした患者さんは、お腹に“ある特徴”があって、深いシワがお腹に刻まれています。そのシワを「谷折り線」と呼んでいますが、谷折り線のある方は体幹のインナーマッスルが弱いのが特徴です。また、その方々に真っすぐ立っていただくと、足の指に力が入ってないという現象が見られました。人の身体を建物にたとえれば、足は地盤ととらえることが出来ます。それがしっかりしてないことには、身体の使い方は正常なものにならないんですね。これは、湿疹の出る場所だけを見ていてはわからないことなのです。
私の診察は、皮膚科にとどまりません。もちろん、日常使用する石けんやお化粧品などのアドバイスもおこないますが、それに加えて、心を含めた身体全部を診ていくのが私のスタイルです。

「アトピー発症機序理論」にたどり着いた理由

「いつも同じ場所に出来る」というのが、アトピー性皮膚炎に悩む多くの方々に共通した思いでした。かぶれているわけではありません。なのに、くっきりはっきりと、まるで境界があるかのように湿疹が出てしまう。「これには何か法則があるのでは…」 そこから始まったのが、「アトピー発症機序理論」です。
その1つの発想から始まり、多くの患者さんを拝見してたどり着いたのが、筋肉の形通りに湿疹が出るということでした。ストレスが掛かるとアトピーが発症すると一般には思われていますが、実は、負担の掛かっている筋肉の真上にある皮膚に湿疹は出てしまうのです。
法則がわかれば、治療はより効果的なものになり、また、予防も可能になります。湿疹発症の法則に当てはめ、「いつも同じ場所に出来る理由」を解剖学的・生理学的に解明し、対応した運動をおこなうことで治していくのが、私が提唱する「アトピー発症機序理論」なのです。

湿疹は赤いですよね。なぜか?と言えば、それは血がたまっているからなのです。そのたまった血を流すことが出来れば湿疹は消えていくという仮説を元に始めたのが運動療法でした。姿勢を変えるというより、間違った身体の使い方を変えることで血液がめぐるようになり、筋肉に掛かっている負担を軽減し、血液がめぐるようになります。
運動外来はご自宅でケアが出来るよう、それぞれの方に合った方法をレクチャーするものです。1度運動をおぼえて毎日やっていけば、誰かの手を借りなくても、湿疹の発症を予防することが出来るようになってきます。

これから受診される患者さんへ

当院は国立病院機構東京医療センターの真向かいに位置しています。入院が必要な方や外科的な処置が必要な方をすぐにご紹介出来る体制が整っていることは、私としても安心ですし、患者さんにとっても大きなメリットになっています。

小さなお子様からご高齢の方まで、皮膚疾患全般に幅広く対応し、ご家族みんなのクリニックとして、女性医師の目線で「患者様は自分の家族という想い」で診療を行っています。アトピーや湿疹だけでなく、じんましん、いぼ、にきびなどの一般皮膚科から美容皮膚科まで、どんな些細なことでも、いつでもお気軽にご相談下さい。

※上記記事は2018年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

山本 綾子 院長 MEMO

皮膚科専門医

  • 出身地:石川県
  • 趣味:子供と遊ぶこと
  • 好きな本:「自分を高めてるくれる本を」
  • 好きな映画:『ショーシャンクの空に』
  • 座右の銘:「虚仮の一念 岩をも通す」
  • 好きなアーティスト:ノラ・ジョーンズ
  • 好きな場所:緑豊かなところ・駒沢公園

グラフで見る『山本 綾子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION