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丸山 妙子 院長

TAEKO MARUYAMA

人生の最後まで、おいしく食べられる生活をサポート。
心と心が通じ合う診療を届けたい

日本歯科大学新潟歯学部卒業。都内および神奈川のクリニックで臨床経験を積み、2012年から2年間、日本歯科大学口腔リハビリテーションレジデンスコースを修了。2014年に『まるやま歯科クリニック』を開院(東急東横線「学芸大学駅」より徒歩6分、「祐天寺駅」より徒歩10分)。

丸山 妙子 院長

丸山 妙子 院長

まるやま歯科クリニック

目黒区/五本木/学芸大学駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●訪問歯科診療

歯科医療を通じて、地域の人のお役に

丸山 妙子 院長

父が会社員、母がピアノ教師という医療とは縁のない環境に育ちましたが、幼少の頃、祖母が病に倒れ、病院や施設にお見舞いに行ったりするうちに医療に関心を持つようになっていました。一時期は母のようなピアノ教師になりたいと考えたこともあったのですが、「人の役に立ちたい」という気持ちが募り、この道を志すようになったのです。
クリニックの待合室には、かわいらしい陶器のオブジェや季節に合わせた置物を飾ってあります。歯医者さんは大抵の方にとって緊張をしいられる場所。院内にめぐらしたアロマの香りと、陶器が醸し出すやわらかさによって、皆様の気持ちが少しでも安らかになればと思っています。

私は、この街の出身です。日本歯科大学新潟歯学部卒業後は、都内や神奈川のクリニックで勤務医としてキャリアを過ごし、2014年に『まるやま歯科クリニック』を開設いたしました。「人の役に立ちたい」と歯科医師になった私にとって、地元以外で開業することはまったく考えられませんでした。すてきな人々が集うこの街で、1人ひとりの価値観や希望に沿った医療を提供していきたいと思っています。

食べる楽しみをいついつまでも

丸山 妙子 院長

当クリニックは、一般歯科、小児歯科、ホワイトニング、審美治療等々、保険・自費診療を問わず幅広く拝見しています。また、訪問歯科や、嚥下機能の回復(食べる・飲み込む)を目的とした口腔リハビリテーションもおこなっています。

私がここで目指すのは、「一生自分の口から、最後のひとくちまでおいしく食べていただくこと。最後に残るのは、やはり、“食べたい”ということなんですよね。百歳まで生きた私の祖母も、最後の最後まで食べることを楽しみにしていました。食べれなくなってしまったら、生きる楽しみも半減してしまうでしょう。その食べる楽しみをサポートしていくのが、私たち歯科医師だと思っています。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会会員として

丸山 妙子 院長

つい先日のことですが、胃ろうをされている患者さんが来院されました。その方はお口から食事を摂ることが難しくなり、毎年のように誤嚥性肺炎を起こすものですから、仕方なく胃ろうの処置をされていたようです。でも、ご本人はもちろん、ご家族もなんとか以前のように食べさせてあげたいと思い、口腔リハビリテーションを掲げる当院を頼ってこられました。幸いなことに治療と懸命なリハビリの結果、その方は、以前のようにお口から食べることが出来るようになりました。

何事にもタイミングというものがあります。胃ろうによって栄養が摂れ、元の体力を取り戻すことが出来れば、リハビリテーションに取り組む土台が出来上がってくることになります。そしてなによりも周囲の協力です。その方がお口から食事が摂れるようにするには、食べ物を形態を整えていく必要があります。私がすべてをどうこう出来るわけではありません。適切な時期の見きわめとご本人のやる気。そして、ご家族の協力。すべてが合わさってこそ、再び食べる楽しみを得ることが出来ると考えています。

お口だけではなく、その人のすべてを診ていきたい

この辺りは高齢者が多い地域ということもあり、年々、ご自分の足でこちらに通ってくることが難しくなる方が増えているように感じます。地域への貢献ということを考えますと、今後は訪問歯科診療がますます重要になってくることでしょう。
私の父はくも膜下出血で倒れたのですけれど、その当時は介護保険もまだ始まったばかりで、今のように体制が整っているわけではなく、ずいぶん難渋しました。その父を見ているからこそ、困っている人のために何か出来ないかと思い、始めたのが訪問診療なのです。

訪問歯科診療では、ご本人の訴えにも当然耳を傾けますが、同時にご家族を見て、どのように関わっていくべきかということを最初に考えていきます。たとえば、お口の中がとても清潔とは言えない状態だったとしましょう。中には、キレイにしてあげたいと思っていても、さまざまな事情でそれが出来ないご家庭もあります。そのようなケースでは、ケアマネジャーさんと連絡を取り、ヘルパーさんや訪問看護師さんにお口を清掃してもらえるよう、段取りをつけていくのです。
訪問歯科は、お口だけを診ていればいいというものではありません。お薬等の問題を考えれば、身体のことについても相応の知識が必要になります。またそもそも、ご自宅に他人を招き入れるというのは、なかなか勇気のいることだと思うんです。それでもなお「入ってもらいたい」という中には、さまざまな希望が含まれているということを念頭に入れておくべきでしょう。
その人自身とそのご家族に対して、私が出来ることは最大限させていただきたいと思いますし、1度関わったからには、最後までお付き合い出来ればと思っています。

これから受診される患者さんへ

時にお話に夢中になってしまうこともありますが、私はそれで良いと思っています。患者さんとの相互の信頼関係を構築するためにもどんどん話していただきたいですし、お互いに元気を交換出来る場所でありたいです。
相応の経験をこれまでしてきて、それなりの苦労はしてきました。でもその経験が今では糧となり、強さになっています。その強さを人への優しさとして、皆さんに信頼してもらえる歯医者さんを目指していきます。何かお困りのことがありましたら、どうぞ気軽にお声かけください。

※上記記事は2018年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

丸山 妙子 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:旅行、ドライブ
  • 好きな言葉:ありがとう、感謝
  • 好きな場所:バリ

グラフで見る『丸山 妙子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION