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呂 正博 院長 & 英美 副院長

MASAHIRO & HIDEMI RO

複数の専門医によるチーム医療。あらゆるお悩みに対応できる「地域の家庭医」を目指して

東京歯科大学・昭和54年卒の同級生が立ち上げた診療所。2005年に旧診療所から50m先の現在地に移転(東急東横線「都立大学駅」から徒歩1分)。

呂 正博 院長 & 英美 副院長

呂 正博 院長 & 英美 副院長

呂歯科診療所

目黒区/中根/都立大学駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

窓から見渡せる一面の桜が患者さんの心をほぐす

呂 正博 院長 & 英美 副院長

【呂 正博 院長】
私の父は台湾から日本に裸一貫で来て、川崎で歯科医院を開業していました。では私はというと、高校時代はブラスバンドにのめり込んでいました。クラブの先輩達はプロのミュージシャンになる人が多かったものですから、私もそれに倣おうと思ったのですが、事を知った父からもう滅茶苦茶にはり倒されたのです。散々苦労してきた父からすると、私の甘い考えが許せなかったのでしょうね。「手に職をつけなさい」と説得され、東京歯科大学に進むことになりました。今振り返ると、音楽も手に職だとは思うんですが(笑)。

『呂歯科診療所』は1982年に開業し、2004年に現在の場所に移転しました。春になると、窓から一面の桜が見渡せます。診療台からながめられますので、患者さんにも大変好評なんですよ。

【呂 英美 副院長】
私の父も、そして祖父も歯科医でした。昔の歯医者さんというのは、技工所も自分のところにあったものなんです。その独特の匂いが私は好きで(笑)、おじいちゃんの仕事場に入り浸っているうちに、「私もこれをやりたい」と思うようになっていました。
歯科は扱う範囲こそ限られていますけども、考えようによっては、外科も内科も精神科も、そのすべての要素が要求される科です。その世界の広がりに魅力を感じ、最終的にこちらを選んだということになります。
実は私は父と折り合いが悪く、父は私が歯科大学に進むことにいい顔をしませんでした。でも、亡くなる前には週1回一緒に仕事をしました。今考えますと、内心、喜んでいてくれたんじゃないかと思っています。

あらゆる人が気軽におとずれ、あらゆるお悩みを解決出来る診療所でありたい

呂 正博 院長 & 英美 副院長

【呂 英美 副院長】
私は大学卒業後、東京歯科大学の小児歯科に残りました。その影響もあったのでしょう、開院当時、1人ではとても扱えないくらいの小児の患者さんがいました。それで知り合いの小児歯科の先生にしばらく手伝ってもらっていたのですが、ある日、患者さんからこう言われました。「何で先生じゃないんですか?」と。それからです。自分達が出来ることは自分達で。自分達が手に負えないものについては、他の先生の協力を仰ぐことにしたのです。小児歯科は専門医の私が診る。一般歯科については主人が。重度の歯周病や矯正治療はその道の専門の先生に来ていただく。ここに来ればお口のことは全部見てもらえる。そういったワンストップ診療所というものを理念に掲げ、これまでやってきました。もちろん難しい症例は東京歯科大学と医療連携をとってすぐ診てもらえるよう手続きをします。
もう1つ、障害者歯科もそうですね。目黒区の歯科医師会が障がい者センターを立ち上げた際、私も指導医の先生に教えを乞い、認定医の資格を取得しました。ですから、こちらに引っ越した際、手すりを付けたり、車イスでも行き来出来るようにするのは、もう絶対の条件だったのです。
あらゆる方が気軽におとずれることの出来る場所。これからもそういう歯科医院でありたいと思っています。

フォーハンドシステムによる、効率的で精密な治療

呂 正博 院長 & 英美 副院長

【呂 正博 院長】
私が大学を卒業し、研修を受けたのが、熱海にあったある診療所でした。そちらは、Dr.ビーチという先生の理念を形にしたものだったのです。Dr.ビーチは、この国の歯科医療に多大な貢献をした先生です。私も知ってビックリしたのですけども、歯を削るタービンも、そのDr.ビーチが日本に持ち込んだと聞いています。
当診療所は、Dr.ビーチの診療理念であるフォーハンドシステムを導入しています。フォーハンドシステムとは、ドクターの2本の手とアシスタントの2本の手を合わせた4本の手で、専用の診療台を用い精密で効率的な治療をおこなうための歯科診療システムのこと。すべてがシステマティックになっていますから、たとえば、治療中に無闇に口頭で指図を出すことはありません。何か器具が欲しければ、指の動作1つでそれが出されてくるようになっているんですね。
このシステムでは、1つひとつの作業に掛かる時間が決まっていて、全体の治療計画も最初の段階でおおよそのものが出来上がります。治療回数、費用、そういったものを患者さんにあらかじめ提示出来るということなんですね。今でこそどの歯科医院でも初めに説明をおこなうようになっていますが、私たちが始めた当初は、「説明はいいから!早く治療して」という患者さんがたくさんおられました(苦笑)。こんなところにも時代の変化というものを感じますね。

患者さんの悩みを解決することに全力を注ぐとともに

【呂 正博 院長】
とにもかくにも、患者さんの主訴を解決するということが最優先です。痛みがあれば痛みをとって差し上げる。入れ歯が合わない、噛めないというのであれば、その不具合がなくなるようにする。基本的なことですが、患者さんがお困りのことを解決していくということが最も大切なことだと思います。

【呂 英美 副院長】
主訴を見ることがまず優先すべきことで、それに付け加えるとすれば、その人を知るということになるでしょうね。その患者さんは何をされるのをイヤと感じるのか。逆に何が好きなのか。その人を知った上で治療を進めることもまた大切と考えています。
これは、障害者歯科にたずさわる中で患者さんに教わったことです。私が習った障害者歯科では、極力、全身麻酔をせず、通法下で治療をする講義・実習を受けました。麻酔を使わないということは、意識がある状態で、どうやったら受け入れてもらえるかに心を砕かなければ、そもそも治療にも掛かれないというになります。
私はこの分野に関わったことで、歯科医師として1つ成長出来たと思っています。主人は主人で、いつも「僕は古い人間だから…」と言ってますけども、患者さんとのやり取りを聞いていますと、しっかり真似してるように思います(笑)。

これから受診される患者さんへ

【呂 正博 院長】
ここ数年、「金属の害」ということが言われています。歯に使われている金属を取り除く=審美というような簡単なものではないにしても、これからの歯科はそのことに心を配るべきでしょう。私は1人の歯科医師として、身体に害のない、きれいな歯と素敵な笑顔を皆さんに提供していきたいと思っています。それを実現するために、そもそも虫歯にならないよう、治療を受けることがないよう、小さい頃からのお口への意識を高めていただくことに今後は注力していきたいですね。

【呂 英美 副院長】
たかがお口ですけども、されどお口です。お口の環境が糖尿病を始め、全身の健康を左右することは昨今、広く知れ渡ってきました。平均寿命を延ばすのはお医者さんの仕事ですが、健康寿命を延ばすのは、私たち、歯科医師の役割だと認識しています。単に虫歯を治すだけに終わらず、その人の生き方に関わる心積もりで日々の診療に臨んでいきたいと思っていますし、信頼される、レベルの高い「お口のかかりつけ医」でありたいです。
特に、小児の患者さんで、繰り返し虫歯になってしまったり、治療に通っていてもなかなか治らない乳歯がある場合や、それこそ治療の際に泣いてしまって治療困難な患者さんは、一度私のところに足を運んでみて下さい。小児歯科専門医である私が、「小児治療のお助けマン」として精一杯治療に当たらさせて頂きます。

※上記記事は2017年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

呂 正博 院長 & 英美 副院長 MEMO

  • 出身地:[院長]神奈川県 [副院長]東京都
  • 趣味:[院長]ジャズ演奏、ゴルフ [副院長]お料理、ゴルフ、水泳、映画鑑賞
  • 好きな本:[院長]夏坂健、浅田次郎 [副院長]時代小説/宇江佐真理、浅田次郎、宮部みゆき
  • 好きな映画:[院長]ノンフィクション、アクション [副院長]ノンフィクション、ラブストーリー
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:[院長]修身錬磨
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:[院長]クラシック、ビッグバンド・ジャズ/フィル・ウッズ、土岐英史[副院長]ジャズ/イザベラ・ラングレン、クリス・ボッティ
  • 好きな場所:[院長・副院長]長野県原村、銀座

グラフで見る『呂 正博 院長 & 英美 副院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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