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枝川 宏 院長

HIROSHI EDAGAWA

スポーツ眼科のスペシャリストとして。
選手が最高の状況で競技ができるように力を。

北里大学大学院を卒業後、平成医療専門学院に勤務。東京女子医科大学東医療センター非常勤となり、『えだがわ眼科クリニック』を開設(東急バス「目黒消防署前バス停」下車すぐ)。

枝川 宏 院長

枝川 宏 院長

えだがわ眼科クリニック

目黒区/中町/祐天寺駅

  • ●眼科

目は、身体の内で最も興味のある分野だった……

枝川 宏 院長

眼科を専門としたのは、それがもっとも興味のある分野だったからです。
大学院修了後は、岐阜県にある平成医療専門学院(現:平成医療短期大学)に赴き、そこで8年間勤務したあと、『えだがわ眼科クリニック』を開院いたしました。
平成医療専門学院では付属している病院で診療や手術をおこなうのと並行し、視能訓練士を目指す学生達に講義をおこなっていました。今、その子達がキャリアを積み重ね、立派に働かれているのを見ますと、我が事のようにうれしく思います。

将来、お子さんが困らないために、小さな異変に気づいてあげることが大切

枝川 宏 院長

患者さんは、どちらかといえばご高齢の方が多いと思います。当院には高齢の方に多く見られる緑内障や白内障の検査機器を各種取り揃えていますので、些細な違和感などを感じたならお気軽にご相談いただければと思います。
また、これまでお子さんの視力に関するお話をまとめた本をいくつか出版させていただいたこともあって、子供の視力に関するご相談にこられる方も多いです。
お子さんは、遠視や乱視が強い場合、弱視となる可能性があります。8歳くらいまでを目処に、適切な矯正をおこなう必要があります。当院では国家資格を持つ視能訓練士がスタッフとして在籍しており、子ども達の目のケアについてはお任せいただければと思います。お子さんが何かを見るとき、対象に近寄ったり、目を細めるような仕草があった場合には、1度診せていただきたいですね。

スポーツを専門に扱う唯一無二の眼科医として

枝川 宏 院長

『えだがわ眼科クリニック』では、スポーツ選手の目を最適な状態にする手助けをおこなう、スポーツ眼科をあつかっています。その種目により、またその人の状態により、最適な治療は異なります。それを適切に見きわめ、最適なマッチングをはかっていくのがスポーツ眼科なのです。
私はもともと、スポーツが大好きでした。ところが眼科において、スポーツ選手の眼について研究されている先生は、ほとんどいません。私は眼科医として、その点に危機感を覚え、独自に研究を重ねる日々を送ってきました。その結果、国立スポーツ科学センターで日本代表の選手を診させていただくようになりました。現在でも月に2回、そちらの施設に赴いており、もちろん当クリニックでも、プロアマを問わず、スポーツ選手の目を拝見させていただいています。当院には一般の眼科さんにはないスポーツ選手の眼の機能を測定する検査機器も置いてあります。
東京五輪が控え、スポーツにおける目の重要性に着目する傾向が出てきました。それ自体は歓迎すべきことなのですが、エビデンスのない治療がおこなわれるケースも少なくないのです。たとえば、よく聞く「動体視力」というものがあります。実はこの「動体視力」は生理学的な根拠ははっきりしていないのです。にもかかわらず、そうしたものがその選手の能力の優劣を決めるといった風潮には、非常に残念な思いをしています。また、意味のない眼の訓練をすすめることもよくありません。当クリニックでの診療を通じ、正しい知識と正しい治療を広めていくことができればと考えています。

学生を相手に教えていた経験が今に役立っている

診療に際しては、わかりやすい説明をすることを心掛けています。専門用語をなるべく用いず、ご自分の病気についてよくご理解いただけるように努めています。
患者さんが病気を理解されることは、大変重要です。お薬をつけるにしても、飲んでもらうにしても、その意味がわかってないことには、続けるのは難しいと思います。「あ、そうか」とわかっていただけるように、要領を得た丁寧な説明を心掛けています。
今振り返りますと、何も専門知識のない段階から、一人前になるまで学生を教えていた経験が、患者さんへの説明にはずいぶん役立っているように思います。これは病院だけで治療をしていたのでは、気づかなかったことかもしれませんね。

これから受診される患者さんへ

眼の病気は片方だけに起こった場合、患者さんは片方の眼が良く見えることから、病気を深刻に考えない傾向があるように感じられます。だからこそ、医療機関を受診されることが大切です。何かおかしいと感じられたら、できるだけ早く、眼科で検査を受けてみることをおすすめします。
私の知る限り、いまだスポーツを専門とする眼科医はいらっしゃいません。眼の機能を高め、よりベストな状態でスポーツをしたいと思われたなら、どうぞお気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2017年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

枝川 宏 院長 MEMO

  • 出身地:香川県
  • 趣味:スポーツ鑑賞、スポーツ一般
  • 好きな本:オールジャンル
  • 好きな映画:オールジャンル
  • 好きな音楽:クラシック、ジャズ、ボサノヴァ
  • 好きな観光地:ハワイ

グラフで見る『枝川 宏 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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